「[完全版]菊菊&刀」戯曲

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<火遊び>pray.05
脚本・演出:松澤くれは

2016年5月上演。A5サイズ、67頁。

●あらすじ
「わたしを留置所に入れたのは、お母さんです」
母の不倫を暴露し、母に刑事告訴された娘・萌木子(ももこ)。
日常を強制的に剥奪された彼女は、一癖も二癖もある雑居房の人間たちとともに、閉じた鉄格子のなかで回想する。

どこで道を間違えたのだろう。
父が失踪して何年だっけ、母と二人でうまくやってきたつもりだった。

いなくなった父親をじっと待ち続けていた娘。
いつの間にか、男を家庭の外に求めていた母。

「わたしは、お母さんが、分からない」
暗い檻のなかから手を差し伸べても、肉親の頬の温かさに届くことはない。

一番近しい人の心を理解することさえ、できないものであろうか。
パトカーのサイレンが部屋の外から聞こえる。
運動場の片隅には、菊が2輪だけ咲いていた。

母と娘。本音と建前。女と親。
家父長制の崩壊した[不在の父]日本に沈みゆく、男を求めた小さな母娘の物語。

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