「[再演版]東京ドーピング2020」戯曲

¥ 1,000

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<火遊び>pray.06
脚本・演出:松澤くれは

2016年7月上演。A5サイズ、55頁。

●あらすじ


2016年2月上演。A5サイズ、52頁。

●あらすじ
2020年。東京。
オリンピック開催を目前に国民が沸き立つなか、その部屋はあった。
華やかな繁華街に隠れる雑居ビルの一室。薄暗い闇を塗り込めた空間。
明かりを吸いつくす壁に囲まれたその場所で、取引は今日も行われる。

アナボリック・ステロイド錠。

違法ドーピング剤の売買を生業にする女がいる。
静かに、冷たく、それでいて誘うような眼差し。
先へ先へ、その先へ。神の領域へ導こうとする。

「いくらでも売ろう。一瞬の光と、その先に待つ無限の闇を」

引き締まった黒光りする肉体から腕が伸びる。
すがるように向けられた掌は小さく柔らかい。
彼らは求めた。銀色の錠剤シートを。強さを。

女は売る。売り続ける。希望を。栄光を。喝采を。
やがて必ず訪れる、滅びの唄の途切れる時まで――。

これは近未来の東京を見届けるための、いきぐるしい物語。

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